スマホでイヤホン繋ぐ方法完全ガイド

スマートフォンとイヤホンの接続方法について

スマートフォンで音楽を楽しんだり通話をしたりする際に欠かせないのが、イヤホンとの接続です。現在、スマートフォンとイヤホンを繋ぐ方法は大きく分けて有線接続とワイヤレス接続の2つの方式があります。それぞれの特徴や仕組みを理解することで、自分のライフスタイルに最適なイヤホンを選ぶことができます。本記事では、スマートフォンとイヤホンを繋ぐやつについて、詳しく解説していきます。

有線イヤホンの接続方式

3.5mmミニプラグによる接続

従来から多くのスマートフォンで採用されてきた接続方式が、3.5mmミニプラグです。この方式では、イヤホンのケーブルの先端にあるプラグをスマートフォンの接続端子に直接挿して接続します。この接続方式は非常にシンプルで、特別な設定を必要としません。

3.5mmミニプラグには、3極と4極の2つの種類があります。3極は音声のみを伝送するタイプで、一般的な音楽プレイヤーに主に用いられています。一方、4極は「3極+マイク1極」で構成されており、スマートフォンやタブレットなどでイヤホンマイクとして利用できるようになっています。4極のミニジャックに3極のミニプラグを接続した場合、通常は音声のみが利用できます。

USB Type-Cによる接続

最近のスマートフォンの中には、USB Type-Cという新しい接続端子を採用しているモデルが増えています。この端子を使用した有線イヤホンは、従来の3.5mmミニプラグよりも高い互換性を持ち、充電と同じ端子を使用できるという利点があります。

USB Type-C対応のイヤホンのメリットは、イヤホンジャックが搭載されていないスマートフォンでも使用できることです。さらに、ハイレゾ対応の高音質モデルも存在し、24ビットデジタルオーディオでクリアなサウンドを楽しむことができます。有線接続のため、ワイヤレス接続のような遅延がなく、安定した音声通信が可能です。

有線イヤホンの仕組み

有線イヤホンの音声出力の仕組みは、スマートフォンなどの端末から電気信号が流れていき、イヤホンの耳にはめる部分の中にある振動板を震わせることで音を発しています。マイク機能がある場合、逆に声の振動をマイク部分の振動板がキャッチして電気信号に変換し、スマートフォンなどの端末へ信号が入ります。

イヤホンの端子の金属部分の数(極)だけ、電気信号の回路があるということになります。つまり、より多くの極を持つイヤホンほど、より多くの機能を実現できるということです。

ワイヤレスイヤホンの接続方式

Bluetooth接続の基本

ワイヤレスイヤホンの最大の特徴は、スマートフォンやオーディオ機器に接続するコード部分を持たないことです。代わりに、Bluetoothという無線通信技術を使って機器と接続します。Bluetoothを使ったワイヤレス接続なら、イヤホンジャックも必要なく、線が邪魔になることもないため、スマートフォンをカバンやポケットに入れたまま快適に音楽を楽しむことができます。

Bluetoothの大きな利点の一つが、接続できる距離に物理的制約がないことです。有線イヤホンではコードの長さ以上に機器から離れることはできませんが、ワイヤレスイヤホンは機器から多少離れていても通信できます。

ワイヤレスイヤホンのハンズフリー通話機能

ワイヤレスイヤホンのハンズフリー通話は、Bluetooth規格の通信によって行われています。普段、音楽などを聞く場合には、スマートフォンとワイヤレスイヤホンをBluetoothという無線規格で接続することで、スマートフォンからの音声情報を受信しています。

Bluetoothはペアリングした機器同士で双方向のやりとりができるため、音声を受信するだけでなく、イヤホン側から送信することもできます。そのため、ワイヤレスイヤホンのマイクから集音した音声情報をスマートフォンへ送信することで、ハンズフリーでの通話が可能になっています。

あらかじめスマートフォンにイヤホンを接続しておけば、通話がかかってきた際にイヤホンの通話ボタンを押すだけでイヤホンによる通話が可能です。運転中や作業中などの手が離せないときにも、イヤホンの操作だけで通話できるという便利さがあります。

Bluetoothコーデックの種類

ワイヤレスイヤホンの音質は、使用されているBluetoothコーデックによって大きく異なります。主なコーデックには以下のようなものがあります。

SBC(Subband Codec)は、すべてのBluetoothデバイスで対応している基本的なコーデックです。音質は標準的ですが、すべてのデバイスで使用できるという利点があります。

AAC(Advanced Audio Coding)は、主にiPhoneやiPadに使われています。SBCより高音質で遅延も少ないという特徴があります。

aptXは、主にAndroidに使われています。SBCやAACよりも高音質といわれていますが、2つと比べるとまだ対応製品が少ないという現状があります。

LDACは、aptXよりもさらに高音質で「ハイレゾ」音源の再生にも対応しています。ただし、音質に優れるぶんaptXよりも遅延は増えているという特徴があります。

自動接続機能の便利さ

最近のワイヤレスイヤホンの多くは、自動接続機能を備えています。ケースに入れるタイプのイヤホンであれば、ケースから取り出すだけで電源が入り、その際自動的にペアリングされます。ケースに戻したときには自動的に接続が解除されるため、接続・解除に都度スマートフォンを触る必要がありません。

イヤホンの形状による分類

カナル型イヤホン

カナル型イヤホンは、シリコンやフォームのイヤーチップを使用し、耳道に密着させることで、外部の音を遮断する構造になっています。このため、ノイズキャンセリング機能を搭載したカナル型イヤホンは、外部の雑音を大幅に遮断し、より没入感のある音楽体験を提供します。特に、電車や飛行機などの騒がしい環境で音楽を聴くことが多い方には、この機能が大きなメリットとなります。

最近のカナル型イヤホンには、音楽再生以外にもさまざまな機能が搭載されています。例えば、タッチ操作で曲の変更や音量調整ができるモデルや、音声アシスタントに対応しているモデルなどがあります。どのような機能があると嬉しいか、自分にとって必要かを考え、それに応じたモデルを選ぶことが重要です。

インナーイヤー型イヤホン

インナーイヤー型イヤホンは、耳の外側に引っかけるような形状で装着するタイプです。カナル型よりも装着感が軽く、長時間の使用でも疲れにくいという特徴があります。また、周囲の音が聞こえやすいため、外出時の安全性が高いという利点もあります。

骨伝導イヤホン

骨伝導イヤホンは、耳の穴に入れるのではなく、こめかみなどの骨に振動を伝えることで音を聞く仕組みになっています。その名の通りイヤホンの左右を繋ぐケーブルが無いことが最大の特徴です。外音取込機能を搭載した機種や防水機能を持つ骨伝導イヤホンが人気です。

スマートフォンの機種別接続方法

iPhoneとの接続

iPhoneは、iPhone 6s以降のモデルからイヤホンジャックが廃止されました。そのため、iPhoneでイヤホンを使用する場合は、ワイヤレス接続が主流となっています。

Appleが生産・販売しているワイヤレスイヤホンシリーズの「AirPods」は、iPhoneとの連携もスムーズで非常に使いやすいイヤホンです。AirPodsのケースを開けてイヤホンを取り出した瞬間自動的に接続される仕組みなので、わざわざBluetoothの接続設定を手動で行わなくてもいいのです。

Appleのシリーズには、従来のEarPodsと同じ装着感や音質でそのままワイヤレスになった「AirPods」や、装着部がカナル式でノイズキャンセリング性能に優れた「AirPods Pro」などがラインナップされています。iPhoneへの接続だけでなく、iPhoneからiPadやMacなど、Apple製品間での接続先の切り替えもスムーズなので、Apple製品を複数使い分けている方にもおすすめです。

AirPods Pro

AirPods Proは、Appleの高機能ワイヤレスイヤホンです。カナル式の装着部により、優れたノイズキャンセリング性能を実現しています。アクティブノイズキャンセリング機能により、周囲の騒音を効果的に遮断することができます。また、外部音取り込みモードも搭載されており、必要に応じて周囲の音を聞くことも可能です。

タッチセンサーを備えており、軽くタップするだけで再生・一時停止、曲送りなどの操作ができます。Siriにも対応しており、音声コマンドで様々な操作が可能です。バッテリー持続時間は最大6時間で、充電ケースを使用すれば最大30時間の使用が可能です。

AirPods

AirPodsは、Appleの標準的なワイヤレスイヤホンです。シンプルで軽量な設計が特徴で、長時間の装着でも快適です。従来のEarPodsと同じような装着感を保ちながら、ワイヤレス化されています。

バッテリー持続時間は最大5時間で、充電ケースを使用すれば最大24時間の使用が可能です。価格もAirPods Proよりもリーズナブルで、初めてワイヤレスイヤホンを購入する方にもおすすめです。

Androidスマートフォンとの接続

Androidスマートフォンの場合、ワイヤレスイヤホンはもちろん、USB Type-C対応の有線イヤホンも使用できます。Googleが提供するワイヤレスイヤホンシリーズ「Google Pixel Buds」は、Bluetoothで接続するワイヤレスマイク付きイヤホンです。

Google Pixel Buds Pro

Google Pixel Buds Proは、Googleの高機能ワイヤレスイヤホンです。アクティブノイズキャンセリング機能により、周囲の騒音を効果的に遮断することができます。外部音取り込みモードも搭載されており、周囲の状況に気を付けることができます。

ボリュームEQにより、ボリュームの上下に合わせてサウンドを調整するため、バランスよく高音、中音、低音が響きます。Googleアシスタントにも対応しており、音声コマンドで様々な操作が可能です。

Google Pixel Buds A-Series

Google Pixel Buds A-Seriesは、Google Pixel Buds Proよりもリーズナブルな価格帯のワイヤレスイヤホンです。基本的な機能は充実しており、Bluetoothでの安定した接続が可能です。外部音取り込みモードも搭載されており、外出中に装着しても周囲の状況に気を付けることができます。

Google Pixel USB-C イヤフォン

Google Pixel USB-C イヤフォンは、USB Type-Cで接続する有線イヤフォンです。24ビットデジタルオーディオで、クリアなサウンドを楽しめるマイク付きイヤフォンです。有線ケーブルにはリモコンが搭載されており、ボタンを長押しすることでGoogleアシスタントにアクセスできます。

イヤホンジャック廃止の影響と対策

イヤホンジャック廃止の理由

多くのスマートフォンメーカーがイヤホンジャックを廃止した理由は、防水性能の向上とスマートフォンの薄型化です。イヤホンジャックはスマートフォン本体の内部基盤に直接接続するパーツとなるため、いくらそれ以外の部分に防水加工を施してもイヤホンジャックに水が入る可能性があります。

充電とイヤホンの同時使用の問題

イヤホンジャックが廃止されたスマートフォンでは、充電器を接続しているときは有線イヤホンを接続することができません。充電しながらオンラインゲームをしたり動画を見たりする時に、有線イヤホンを使用することができなくなります。この問題を解決するためには、ワイヤレスイヤホンの使用が最適な選択肢となります。

イヤホン選びのポイント

接続方式の選択

イヤホンを選ぶ際には、まず接続方式を決める必要があります。ワイヤレスイヤホンは自由度が高く、充電の手間がありますが、有線イヤホンは充電が不要で安定した接続が可能です。自分のライフスタイルに合わせて選択することが重要です。

音質の確認

ワイヤレスイヤホンを選ぶ場合は、使用されているBluetoothコーデックを確認することが重要です。高音質を求める場合は、LDACやaptXに対応したモデルを選ぶことをおすすめします。

装着感と形状

イヤホンの装着感は、長時間の使用に大きく影響します。カナル型は遮音性が高く、インナーイヤー型は装着感が軽いという特徴があります。自分の耳の形や好みに合わせて選択することが重要です。

機能性の確認

最近のイヤホンには、ノイズキャンセリング機能、外部音取り込み機能、タッチ操作、音声アシスタント対応など、様々な機能が搭載されています。どのような機能が必要かを考え、それに応じたモデルを選ぶことが重要です。

まとめ

スマートフォンとイヤホンを繋ぐやつについて、有線接続とワイヤレス接続の両方の方式について詳しく解説しました。有線イヤホンは3.5mmミニプラグやUSB Type-Cで接続でき、ワイヤレスイヤホンはBluetoothで接続します。それぞれに利点と欠点があり、自分のライフスタイルや用途に合わせて選択することが重要です。最近のスマートフォンはイヤホンジャックが廃止されているモデルが多いため、ワイヤレスイヤホンの需要が高まっています。自動接続機能やノイズキャンセリング機能など、便利な機能を備えたモデルも多く登場しており、選択肢が豊富になっています。

スマホでイヤホン繋ぐ方法完全ガイドをまとめました

スマートフォンとイヤホンを繋ぐやつは、現在では有線接続とワイヤレス接続の2つの主流な方式があります。有線接続は3.5mmミニプラグやUSB Type-Cを使用し、ワイヤレス接続はBluetoothを使用します。自分のスマートフォンの機種や用途に合わせて、最適なイヤホンを選択することが大切です。Apple製品を使用している場合はAirPodsシリーズ、Android製品を使用している場合はGoogle Pixel Budsシリーズなど、各メーカーが提供する純正のワイヤレスイヤホンは、スマートフォンとの相性が良く、自動接続機能も充実しているため、おすすめです。また、有線イヤホンを選択する場合は、スマートフォンの接続端子に対応しているかどうかを確認することが重要です。