iPhone対応Type-Cイヤホンの選び方とおすすめモデル解説

General
  1. はじめに
  2. iPhone 15以降でType-Cイヤホンが必要な理由
    1. Lightning廃止とUSB Type-C採用
    2. デジタル信号とアナログ信号の違い
  3. Type-Cイヤホン選びで最も重要な要素:DAC内蔵
    1. DAC(デジタル・アナログ・コンバーター)とは
    2. DAC搭載製品の音質メリット
  4. 自分のiPhoneで使えるか確認する方法
    1. iPhoneのモデル確認手順
  5. Type-Cイヤホンの主な特徴と利点
    1. 充電不要で直接接続
    2. 音声遅延がない
    3. 開放的な装着感
    4. マイク機能と通話対応
  6. おすすめType-Cイヤホン製品紹介
    1. Apple EarPods with USB-C Connector
    2. ソニー IER-EX15C
    3. エレコム EHP-DF14CMBU
    4. Audio-Technica ATH-CKS330NC
  7. Type-C変換アダプタの活用方法
    1. USB-C to 3.5mmアダプタの役割
    2. 高音質アダプタの選択肢
    3. 充電しながらの使用について
  8. Type-Cイヤホン選びのポイント
    1. DAC内蔵の確認
    2. 対応規格の確認
    3. ケーブルの耐久性
    4. 装着感とフィット感
  9. iPhone 15以前のユーザーへの注意
    1. Lightning対応製品の選択
    2. 将来のアップグレードを見据えた選択
  10. Type-Cイヤホンの音質特性
    1. 高音質コーデックの対応状況
    2. DAC性能による音質の違い
    3. ドライバーサイズと音質
  11. 実際の使用シーン別おすすめ選択
    1. 音楽リスニング重視の場合
    2. 通話やビデオ会議が多い場合
    3. 持ち運びと耐久性重視の場合
    4. 複数デバイス対応が必要な場合
  12. 購入時の注意点
    1. パッケージ表記の確認
    2. 返品・交換ポリシーの確認
    3. レビューと評価の参考
  13. まとめ
    1. iPhone対応Type-Cイヤホンの選び方とおすすめモデル解説をまとめました

はじめに

iPhone 15シリーズの登場により、iPhoneの充電端子がLightning からUSB Type-Cへ移行しました。これに伴い、有線イヤホンの選択肢も大きく変わりました。本記事では、Type-C対応イヤホンの選び方から、実際に購入できるおすすめ製品まで、イヤホン・ヘッドホン専門メディアならではの詳しい情報をお届けします。

iPhone 15以降でType-Cイヤホンが必要な理由

Lightning廃止とUSB Type-C採用

iPhone 15シリーズ以降、Appleは従来のLightning端子を廃止し、USB Type-C端子を採用しました。これは業界全体の標準化に向けた大きな転換点です。iPhone 14以前のモデルはLightning端子のため、Type-Cイヤホンをそのまま接続することはできません。

デジタル信号とアナログ信号の違い

重要なポイントとして理解しておきたいのが、iPhone のUSB Type-C端子から出力されるのはデジタル信号という点です。従来のLightning時代やイヤホンジャック時代は、アナログ信号が出力されていました。

この違いが何を意味するかというと、単なる配線だけのUSB-C変換アダプタでは、古いアナログ信号対応のイヤホンは動作しないということです。iPhoneが出力しているデジタル言語を、アナログ信号しか理解できないイヤホンが受け取ることができないため、音が聞こえないという現象が発生します。

Type-Cイヤホン選びで最も重要な要素:DAC内蔵

DAC(デジタル・アナログ・コンバーター)とは

iPhone のUSB Type-C端子から出力されるデジタル信号をアナログ信号に変換するために必要なのが、DAC(デジタル・アナログ・コンバーター)です。Type-Cイヤホンを選ぶ際には、パッケージに「DAC内蔵」と明記されている製品を選ぶことが絶対条件となります。

DAC内蔵のイヤホンであれば、iPhoneから出力されるデジタル信号を正しくアナログ信号に変換し、高品質な音声を再生することができます。逆にDAC非搭載の製品を選んでしまうと、音が聞こえない、または音質が著しく低下するという問題が発生します。

DAC搭載製品の音質メリット

高音質DAC搭載のイヤホンは、低ノイズで臨場感あふれる音質を実現します。特に音楽制作やオーディオ品質にこだわるユーザーにとって、DACの性能は音質を大きく左右する要素となります。

自分のiPhoneで使えるか確認する方法

iPhoneのモデル確認手順

Type-Cイヤホンを購入する前に、自分のiPhoneが対応しているか確認することが重要です。確認方法は複数あります。

方法1:設定アプリから確認
iPhoneの「設定」→「一般」→「情報」を開くと、モデル名が表示されます。iPhone 15、iPhone 15 Plus、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Maxなど、15シリーズ以降であればType-C対応です。

方法2:充電ポートの形状で確認
実際にiPhoneの充電ポートを目視で確認する方法もあります。Type-Cは楕円形の形状をしており、Lightningは細長い形状をしています。この形状の違いで簡単に判別できます。

方法3:パッケージやモデル番号で確認
iPhoneの背面やパッケージに記載されているモデル番号を確認することでも、対応状況を判定できます。

Type-Cイヤホンの主な特徴と利点

充電不要で直接接続

Type-Cイヤホンの大きな利点は、充電が不要で、USB Type-C端子に直接挿すだけで使用できるという点です。ワイヤレスイヤホンのようにバッテリー管理の手間がなく、いつでも気軽に使用できます。

音声遅延がない

有線接続であるため、ワイヤレス接続のような音声遅延がありません。これは動画視聴やゲーム、オンライン会議などで特に重要な要素です。映像と音声のズレがないため、快適な視聴体験が実現できます。

開放的な装着感

多くのType-Cイヤホンは、開放的な装着感で長時間の使用に対応しています。耳への負担が少なく、長時間の視聴や通話でも快適に使用できる設計になっています。

マイク機能と通話対応

マイク付きのType-Cイヤホンであれば、LINE通話やZoom会議などの通話機能に対応しています。CTIA規格の4極に対応した製品を選べば、一般的なマイク付きイヤホンと同様に通話が可能です。

おすすめType-Cイヤホン製品紹介

Apple EarPods with USB-C Connector

Appleの純正Type-Cイヤホンです。スピーカー性能に優れており、深く豊かな低音を再生できるのが特徴です。汗や水に強い設計になっているため、様々なシーンで活躍します。

iPhone連携で操作性が優れており、カメラ起動や音声コントロール、音楽・動画操作に対応するリモコン機能を備えています。純正製品であるため、iPhoneとの相性が完璧で、初めてType-Cイヤホンを購入するユーザーにも安心です。

ソニー IER-EX15C

5mmドライバーを搭載した、コンパクトながら高音質を楽しめるType-Cイヤホンです。豊かな低音再生を実現しながら、持ち運びやすいサイズを実現しています。

絡みにくいセレーションケーブルを採用しており、扱いやすさが向上しています。ソニーの音響技術を活かした製品で、音質にこだわるユーザーから高い評価を受けています。

エレコム EHP-DF14CMBU

ケーブルに曲げに強いタフ設計を採用した、耐久性重視のType-Cイヤホンです。内部配線を増やした高密度配線構造により、断線の心配が少なく、長期間の使用に対応しています。

耐久性の高い材質を使用しており、日常的に持ち運んで使用するユーザーに最適です。タフな設計でありながら、音質も妥協していない点が魅力です。

Audio-Technica ATH-CKS330NC

iPhone 15以降やAndroidスマートフォンに直接接続できるType-Cイヤホンです。充電不要で、USB Type-Cに直接挿すだけで使用できる利便性が特徴です。

複数のプラットフォームに対応しており、iPhone、iPad、Macなど、USB Type-C搭載デバイスであれば共通して使用できます。環境が混在しているユーザーにとって、コストパフォーマンスに優れた選択肢となります。

Type-C変換アダプタの活用方法

USB-C to 3.5mmアダプタの役割

既に所有している3.5mm端子のイヤホンをiPhone 15以降で使用したい場合、USB-C to 3.5mmアダプタが必要です。ただし、単なる配線だけのアダプタでは動作しないという重要なポイントがあります。

アダプタにはDAC機能が内蔵されている必要があります。Apple純正のUSB-C to 3.5mmアダプタは、24bit/48kHz対応のDAC搭載で、安定した動作が期待できます。

高音質アダプタの選択肢

より高い音質を求めるユーザーには、24bit/96kHz以上に対応したDAC搭載アダプタがおすすめです。ハイレゾ対応の32bit/384kHz対応製品も存在し、音質にこだわるユーザーの要望に応えています。

ただし、iPhoneのOSの制限により、一部の高度なチューニング機能はiOS環境では利用できない場合があります。この点を理解した上で、自分の用途に合ったアダプタを選択することが重要です。

充電しながらの使用について

Type-Cアダプタを使用しながら、同時にiPhoneを充電したい場合は、DAC内蔵かつPD(Power Delivery)対応の2in1アダプタが必要です。

ただし、安価な製品ではノイズや相性問題が多く発生する傾向があります。充電とオーディオの両立を求める場合は、信頼できるメーカーの製品を選ぶことをおすすめします。

Type-Cイヤホン選びのポイント

DAC内蔵の確認

最も重要なポイントは、パッケージに「DAC内蔵」と明記されているか確認することです。これがなければ、iPhoneから出力されるデジタル信号を正しく処理できず、音が聞こえない、または音質が低下する可能性があります。

対応規格の確認

マイク付きイヤホンを選ぶ場合は、CTIA規格の4極に対応しているか確認することが重要です。この規格に対応していれば、一般的なマイク付きイヤホンと同様に通話機能が使用できます。

一方、PC用の分岐端子タイプやOMTP規格の製品は、iPhoneでの通話機能に対応していない場合があるため、注意が必要です。

ケーブルの耐久性

日常的に持ち運んで使用する場合は、ケーブルの耐久性が重要な要素になります。曲げに強い設計や、絡みにくい素材を採用した製品を選ぶことで、長期間の使用に対応できます。

装着感とフィット感

長時間の使用を想定する場合は、開放的な装着感や耳から外れにくい設計を備えた製品がおすすめです。イヤーホルダー付きの製品なら、さらに安定した装着が実現できます。

iPhone 15以前のユーザーへの注意

Lightning対応製品の選択

iPhone 14以前のモデルを使用しているユーザーは、Type-Cイヤホンは使用できません。代わりにLightning対応のDAC内蔵イヤホンを選択する必要があります。

Lightning対応製品とType-C対応製品は互換性がないため、購入前に自分のiPhoneモデルを確認することが絶対条件です。

将来のアップグレードを見据えた選択

現在Lightning対応のiPhoneを使用していても、将来的にiPhone 15シリーズへのアップグレードを検討しているユーザーは、その時点でType-C対応製品への買い替えが必要になることを念頭に置いておくと良いでしょう。

Type-Cイヤホンの音質特性

高音質コーデックの対応状況

iPhoneで利用できる高音質コーデックはAACです。イヤホンによってはLDACやaptXといった他の高音質コーデックに対応していても、iPhone端末が対応していないため、接続時には利用できません。

iPhoneでより良い音質を求める場合は、AAC対応のモデルを選ぶことが基本です。AAC非対応の場合、SBCという標準的な規格で再生されることになり、音質が低下します。

DAC性能による音質の違い

DAC搭載のType-Cイヤホンでも、DACの性能によって音質に差が生じます。高性能なDAC搭載製品は、低ノイズで臨場感あふれる音質を実現し、より高い解像度で音楽を再生できます。

ドライバーサイズと音質

イヤホンのドライバーサイズも音質に影響します。5mmドライバーなどの適切なサイズを採用した製品は、豊かな低音再生と高い音質を両立させることができます。

実際の使用シーン別おすすめ選択

音楽リスニング重視の場合

高音質を重視する場合は、DAC性能が高く、ドライバーサイズが適切な製品を選ぶことをおすすめします。ソニーなどの音響メーカーの製品は、音質にこだわったチューニングが施されています。

通話やビデオ会議が多い場合

マイク機能が重要な場合は、CTIA規格対応で、マイク性能が明記されている製品を選びましょう。Apple純正のEarPodsは、iPhoneとの連携が完璧で、通話品質も優れています。

持ち運びと耐久性重視の場合

日常的に持ち運ぶ場合は、ケーブルの耐久性が高く、コンパクトな設計の製品がおすすめです。エレコムなどのメーカーは、耐久性を重視した設計を採用しています。

複数デバイス対応が必要な場合

iPhone、iPad、Macなど複数のUSB Type-C搭載デバイスを使用している場合は、汎用性の高いType-C対応製品を1つ選ぶことでコストパフォーマンスが向上します。

購入時の注意点

パッケージ表記の確認

購入前に必ず「DAC内蔵」という表記がパッケージに明記されているか確認してください。この表記がない製品は、iPhoneで正常に動作しない可能性があります。

返品・交換ポリシーの確認

オンラインショップで購入する場合は、返品や交換のポリシーを事前に確認しておくことをおすすめします。万が一相性問題が発生した場合に対応できるようにしておくと安心です。

レビューと評価の参考

実際のユーザーレビューを参考にすることで、実際の使用感や音質、耐久性などの情報を得ることができます。特にiPhoneでの使用報告があるレビューは参考になります。

まとめ

iPhone 15シリーズ以降でType-Cイヤホンを使用する際の最も重要なポイントは、DAC内蔵製品を選ぶことです。デジタル信号をアナログ信号に変換するDAC機能がなければ、音が聞こえない、または音質が低下するという問題が発生します。

Apple純正のEarPodsから、ソニーやエレコムなどのメーカー製品まで、様々な選択肢が存在します。自分の用途や重視するポイント(音質、耐久性、通話機能など)に合わせて、最適な製品を選ぶことが大切です。

また、iPhone 14以前のモデルを使用している場合は、Type-Cイヤホンは使用できないため、Lightning対応製品を選ぶ必要があります。購入前に自分のiPhoneモデルを確認することを忘れずに。

iPhone対応Type-Cイヤホンの選び方とおすすめモデル解説をまとめました

Type-Cイヤホンは、iPhone 15シリーズ以降の新しい標準となりました。充電不要で直接接続でき、音声遅延がなく、開放的な装着感で長時間の使用に対応した製品が多くあります。DAC内蔵の高品質な製品を選ぶことで、iPhoneで高音質なオーディオ体験を実現できます。複数のUSB Type-C搭載デバイスを使用している環境では、1つのイヤホンで複数デバイスに対応できるメリットもあります。自分のニーズに合った製品を選択することで、快適で充実したオーディオライフが実現できるでしょう。